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  航空救難団とは?

第1回 航空救難団のはじまり

第1回 航空救難団のはじまりこのアニメの主役は、航空自衛隊の航空救難団である。では航空救難団とは何かということについて少し解説したい。

第二次世界大戦では英仏海峡や太平洋上において空中戦が展開されたが、脱出して洋上に浮かぶパイロットを、飛行艇(水上機)で救出するということが行なわれていた。
やがてそういった救出任務にヘリコプターが使用されるようになる。そしてヴェトナム戦争など数多くの戦争で、負傷兵の後送、脱出パイロットの救出という任務がヘリによって行なわれた。
日本は幸い第二次大戦以後の実戦を経験していないが、それでも自衛隊機が事故などにより墜落し、パイロットが緊急脱出する危険は常にある。そのため航空自衛隊(空自)にもパイロットを救出するための航空救難団が組織された。

だが航空自衛隊の航空救難団は、自衛隊員を救出するためだけの組織ではない。事故を起こした民間機、難破船からの漂流者、洪水などの災害で取り残された人々……そういった事故や災害が発生した際に出動要請を受け、民間人を救出することもあるのだ。

通常そういった任務には、警察や消防、海上保安庁といった組織があたる。だが、大災害で人員が足りない場合などのほか、悪天候などの理由により、海上保安庁のヘリなどが出動困難な場合、空自の航空救難団に要請がかかるのだ。なぜなら空自の航空救難団は、所持しているヘリコプターなどの機材の性能、そしてパイロットや救難員などの人員の技量が、他の組織と比べてもトップクラスのレベルだからだ。彼らは最後に出動し、最も困難な状況に立ち向かって人命を救出する"最後の砦"とも言える存在なのである。

では次回以降は、航空救難団について具体的に解説していきたい。

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資料協力:「コンバットマガジン」編集部
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